BANANA's BLOG

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747-400LCF Dreamlifters

2012年08月03日

先日の定休日、空港に747-400LCF ドリームリフターを観てきましたよ。

ドリームリフターとはボーイング社の特殊貨物機で、
日本などの工場からワシントン州のボーイングの組み立て工場に
自社のB787の部品(胴体や主翼など)を運ぶ為だけの貨物機です。

747-400LCF
ツチノコのような不細工な機体でしょ?
世界に4機しかない珍しい飛行機なんですよ。

大型貨物機というと、ギャララクシーやアントノフとか有名なのがありますが
このドリームリフターは、中古の747を改造して造られていて、
通常のB747の貨物機の3倍もの荷物を積む事が出来るそうです。

で、どうやって何を積むのか???

ごらん下さい!

747-400 LCF
ギャララクシーやアントノフのように前が開く式ではなく、
なんと、後ろがパカっと開くのです!

B747-400LCF
しばらくすると海から何かが運ばれてきましたよ!

Dreamlifters
どうやら787の主翼のようです。

Dreamlifter
専用の貨車がリフトアップして機内にゆっくりと慎重に
運び入れています(SPACE 1999のEAGLE1のような貨物車...)

Dreamlifters
すっぽりと入りましたよ!

747-400LCF
最後部を支えて開閉する為だけの専用車両が
ゆっくりと閉めていきます。

747-400LCF
慎重に慎重に時間を掛けて閉めていますよ。

ドリームリフター
お、もうすぐ閉まりますよ。

ドリームリフター
閉まりました!

この後、荷物を固定したり、最後部のジョイントの締め付け作業か何かで
さらに数十分掛かってました。

そしてその後、21:00にワシントンへと飛び立っていきました。

B787を1機製造するのに、日本やヨーロッパ等の工場から
12回の飛行が必要なんだとか。

だってほら、上の画像を観て解るように、
主翼の一部分、2個運ぶ為だけに1往復飛んでるんですもんね!
輸送コストが掛かってしかたないでしょ。

それでも日本の富士重工業、川崎重工業、三菱重工業の部品が必要なんですよね。
日本の技術、素晴らしい。

ドリームリフター

という事で、747-400LCF ドリームリフターを
ずっと眺めて(撮って)ました(笑)


参考資料
http://www.rocketworks.co.jp/pocketworks/archives/7084


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Posted by ばなな at 21:42 │DIARY