ガメラレーダー
那覇空港道を走っていると見える、糸満の南の山に最近建った謎の巨大建造物が
何なんだろう?と気になっていたので、昨日、糸満に行ったついでに、
近くまで行って観てきました。
サトウキビ畑の上に建つ、謎の建造物。
違和感ありまくりです。
近寄るとこんな感じ。
この丸い箇所は何なんだ???
なんの為にこんな造形なんでしょう。
きっとこのつぎはぎの形状も理由があるのでしょう。
よく解らないまま帰宅。
いろいろ調べてみると、この場所は航空自衛隊のレーダー基地
与座岳分屯基地だという事が判明。
もっと調べてみると、この建造物はレーダーなんだそうです。
フェーズドアレイレーダー(Phased Array Radar)というモノで、
日本語で言うと位相配列レーダー、簡単に言うと超高性能の三次元レーダーなんだとか。
画像の丸い部分が全体に3個ついていて、沖縄全体はもちろん、
日本の南方全体(国境網羅)を監視して飛行機はもちろんミサイルなんかも
何処の何なのかを正確に探知(?)出来るんだとか。
亀の甲羅のような形状から、通称 ガメラレーダーと言われているそうで、
日本中にこれがあって警戒監視していて、沖縄のこれが完成すると、
日本の全国土、領土がカバーされるんだとか。
まさに、南の防人。
謎が解けてよかったです。
でも、こんな低い山でいいのかな?
普通、レーダー基地って高い山にあるんだと思っていました。
まぁ沖縄本島の高い山は、屋嘉岳も石川岳も恩名岳も八重岳も米軍に
使われちゃっているから場所が無いのかな???
与座岳分屯基地
http://www.mod.go.jp/asdf/yoza/index.html
ガメラレーダー FPS-5
http://ja.wikipedia.org/wiki/J/FPS-5
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